【ネタバレ】3秒で人生が楽になる悟りの法則 #04

タイトル:3秒で人生が楽になる悟りの法則

著 者 :小林 正観

出版社 :総合法令出版

発行日 :2018年9月19日

悟りとは「諦める」こと

人生を楽しく、幸せなものにするための解決方法は、「思い」を捨てること。

悩む原因は、「こうなってほしい」と思い、でも思いどおりにならないから。
つまり、思いを持たなければ、悩むことがなくなる。

「こうでなければならない」「こうしなくては」という思いを捨てて、人生は思いどおりにならないものだと「諦める」ことが大切。

そして、いっそのことすべてを受け入れてしまう。
「解決方法を探る」のではなく、「解決する必要がない」と諦めて受け入れてしまう
そうすることで、人生を楽に生きることが出来る。

人生のシナリオ

私たちの人生で起きた(起きる)出来事は、すべて「自分自身が生まれる前に書いたシナリオどおり」である。
この事実を受け入れられるようになると、過去と未来の捉え方が変わってくる。

過去の考え方
過去どのような選択をし、どのような判断をしたかについて、悔やんでも意味はない。
すべての選択、すべての判断が正しかった。
すべてその時々のベストの選択をし、ベストの判断をした。

未来の考え方
未来は必ず自分が書いたシナリオどおりに進んでいく。
従って、どちらを選んだら幸せになるかというふうに考える必要はない。
選びたい方のどちらを選んでもよい、選んだものが自分のシナリオである。

自分が書いたシナリオどおりに自分の人生が進んでいるのだから、その時その時の選択はすべてが「ベスト」であり、「シナリオ」どおりということ。
決して「間違い」などはない。

だからこそ、過去や未来についてじたばた考えるのではなく、今目の前にいる人・目の前にあることを大事にすること、つまり、「淡々とただ今を大事に生きる」ことが大切である。

すべては自分次第

悩みの正体
悩みの多くは、「自分の思いどおりにしたいが、できない」ということから生まれている。
つまり、「悩ませる現象」があるわけではなくて、自分自身が悩みをつくって勝手に悩んでいるだけである。

不幸の正体
「幸」も「不幸」も絶対的なものではない。
自分の気分が一つの現象を「幸」にも「不幸」にもしてしまう
「幸せ」は外的な要因で決まるものでも、他人が決めるものでもなく、自分の「心」の問題として決まるもの。

つまり、すべては自分次第。

起きている現象をそのまますべて受け入れて、捉え方を変えるだけで人生はグッと楽になる。
すべてを受け入れて、自分が「気にならない人」になれば、問題はすべて解決する

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